セラピストより
更年期や女性の疲れについて、セラピストが感じたことを書くページです。
- R5.5.19 -
40を過ぎると女性ホルモンのエストロゲンがある状態からエストロゲンがない状態の時期に突入するため、当然心身の不調を感じやすくなります。
なんだか最近疲れがとれないと感じ始めたら、自分を労わる方向に少しずつ矢印を向けていきましょう。あなたを休めてあげられるのはあなたにしかできませんからね。
- R5.5.20 -
今までの自分とどこか違う、と感じたら、心と体を見直しましょう。
- R5.5.21 -
更年期になると、卵巣の機能が低下し、エストロゲンの分泌が急激に減少します。エストロゲンは脳からの指令によって卵巣から分泌されるのですが、この時期は脳が指令を出してもエストロゲンがそれに応えられないため、脳は混乱してしまい、結果として自律神経が乱れ、さまざまな心身の不調を引き起こしてしまいます。
なかでもイライラや不安など気分が不安定になりやすいのはエストロゲンが減少することにより幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンやセロトニンの分泌も減ってしまうことが関係しているからだといわれています。
- R5.5.22 -
女性ホルモンの乱れと上手につき合うためには、幸せホルモンであるセロトニンやオキシトシンを意識的に増やし、日頃のストレスを和らげることが大事です。
- R5.5.23 -
昨夜NHKのハートネットTVでタレントのRIKACOさんが更年期について語られていました。
自身も様々な更年期の不調を経験され、はじめは更年期をネガティブに捉えていたとのことでしたが、自分と向き合い自分に合った治療法を見つけていかれ、少しずつ症状が落ち着いていくなかで受け入れていかれたことを話されていましたね。
聞き手のマルシアさんと共に、お二人方は更年期の時期は何よりも"自分を労わる時間"が大切なんだとメッセージを送られていましたが、『自分を労わる時間』はNSが重要視しているところでもあったのでとても興味深かったです。
こうした時間を一日のなかにほんの少しでもつくることが幸せホルモンを高めることに繋がるのだと思います。
この忙しい時期に自分の時間をつくることはものすごく勇気がいることかも知れませんが、それこそが体調良く、これから先も健康で快適に過ごすための秘訣と言えるのではないでしょうか。
- R5.5.24 -
体のケアをして一時的にはスッキリするけどすぐにキツくなるのは心がスッキリしていないから。考え方を変えるというやり方がいいことはほとんどの方が実践済みだと思いますが、プラスに考えるのがちょっと苦しくなるときだってありませんか。
がんばったことやモヤっとしたこと、どんなことからでもいいので自分のそのとき感じている本音を話して、早く吐き出していく、それを自分と同じような気持ちになって聞いてもらって、かたくなった心と体全身を緩ませてしなやかな状態に整えていく。そんなケア法を行う場所があってもいいよねと思うのです。
女性は仕事や家事、育児、介護など一人で何役もこなしている方がほとんどで、体を使うその裏側には相手に対しての気配りや配慮、繊細で丁寧でとても神経をつかう作業が常に繰り返されているのですから、疲れてストレスが溜まるのも当たり前です。
もっと自分に寄り添って話を聞いてくれて、自分といっしょに考えながら身体のケアをしてくれるところがあってもいいと思いませんか。
-R5.5.25 -
からだにいいといわれることは試してるのだけどなかなか効果が出ないし、とにかく疲れるんです。お客さまのお話からよく耳にする言葉ですが、みなさんは普段の隙間時間や一日の終わりにどんなことを考えていますか?
よくなかったことや上手くいかないことに目を向けていることが多いなと思われたとしたら、それが疲れがとれない、なかなか効果が出ない大きな原因になっているかも知れません。
より良くするために考えることはいいことですが、自分を責めて自分自身をも否定するまで考えてしまっているとしたら、どんなに体のケアを頑張っていたとしても、無意識に自分で心と体をギューッと硬くしている状態なので、それでは効果は半減してしまいますし、疲れが出るのは当然です。
見方や捉え方は意識しないとなかなか気付きにくいものですが、モヤモヤや疲れが続いているようであればいちど頭の中を眺めてみましょう。
そして最後の締めくくりに「そう考えるくらい今日も一日頑張ったってことだよね!」「よくがんばったねー!」と自分がホッとなれる労りの言葉を自分自身にかけてあげることからはじめてみましょう。
それもセロトニン・オキシトシンの幸せホルモンの分泌を促し不調を和らげる方法のひとつになります。
- R5.5.26 -
お疲れさまです。今日はどんなうれしいこと、楽しいことがありましたか~?
- R5.5.29 -
更年期の症状に多い頭痛や肩こり、むくみ・冷え・ダル重いなどの病気まではないけれど、なんとなくの不調は血流をよくしていくことで改善していきます。そのためにもまずは血流が滞っている原因は何なのか、それが体のどの部分に表れているのかをセラピストとお客さまがいっしょに把握していくことを大切に考えています。