更年期とは、閉経の前後合わせた10年間のことをいいます。
個人差はありますが、日本人の閉経の平均年齢は50歳といわれていますので、およそ45歳~55歳がこの時期にあたります。
女性ホルモン(エストロゲン)は、血管・骨・皮膚・内臓・脳に作用しており、女性の身体の健康、美容面のすべてといっていいほど、サポートしてくれているお守りのような存在といえます。
女性が仕事や家事を両立しながら、子育てや介護など一人で何役もこなし、多忙で寝不足や疲労を感じても特にケアをせず頑張って来れたのは、女性ホルモンに守られていたからです。
ところが更年期になると、身体の中で大きな変化が起こります。
女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少するため、一気にお守りがなくなるのです。
今までのようにはムリが効かなくなるのに、日々やっていることや生活スタイルはそう変えることはできませんから、自分のことは後回しに周りのことを優先して頑張ってこられた方ほど、ツラい不調が現れやすい傾向にあるようです。
ケアをするタイミングに早すぎることも遅すぎることもありません。
この時期から疲れた時だけのケアではなく、調子がいいからこそ、定期的に身体と心のバランスを整えながら、少しずつ生活改善に取り組まれることで本来の健康な身体を取り戻し快適に過ごすことができるようになります。
この時期の不調には個人差がありますし、ケア方法の何が合うのかもお一人お一人異なります。あなたに合ったケアを私と一緒に見つけていきましょう。